もうすぐ節分ですね!
豆まきに登場する鬼はもちろん、昔話に登場する鬼をみなさんでイメージしてみましょう!
その鬼は「虎柄のパンツ」を履いているのではありませんか?
鬼は想像上の生き物なのに決まったイメージがあるのは不思議ですね。
そして、なぜ虎なのでしょうか?
今回は「節分」についてお話しします!
虎柄パンツの謎にも迫りますから、楽しみにしていてくださいね!
それではまず初めに「節分」の由来を調べてみましょう。
節分という言葉の由来は「季節を分ける」ことであり、季節の変わり目には邪気(鬼)がやってくると昔は考えられていました。
この鬼を追い払うために中国の「追儺(ついな)」という儀式が日本に持ち込まれ、年中行事となりました。
この時の日本はなんと今から1300年前の飛鳥時代です!
節分の始まりを探すと、こんなに古い時代に行き着くのですね!
関塾の授業でも、生徒の分からないところまでさかのぼって、出来るようになるまで指導しています。
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始まった当時の儀式は神様を演じる役が見えない鬼を追い払うというものでしたが、時が経つにつれて逆に鬼役の人をみんなで退治する儀式に変わっていきました。
室町時代に庶民も豆をまいて鬼を追い払うようになると、儀式としての「追儺」と時期を表す「節分」を混同するようになり、一体化していきます。
ちなみにまいた豆から芽が出るのは鬼の復活を連想して縁起が悪いため、必ず炒った豆を使わないといけないそうです。
ところで、ここで問題が発生します。
元々「追儺」で追い払っていたのは見えない鬼、つまり病気や不幸を指していました。
しかし豆をまいて人を追い払うようになると「鬼らしい姿」が鬼役の人に求められるようになったのです。
鬼とはどんな姿なのでしょう?
昔の中国や日本にあった「陰陽五行説」から鬼のイメージが作られていきました。
節分に鬼がやってくる方角(鬼門)は陰陽五行説では北東とされています。
北東を昔の方角(十二支)に当てはめると、ちょうど丑寅(うしとら)になるのです!
「頭に牛のような2本の角」があって、「虎の柄のパンツ」を履いているおなじみの鬼の姿は、なんと十二支が元になっていたのですね!
みなさんは風邪をひかないように、防寒対策をしっかりしていますか?
1年の中で最も気温が低いのは、年によって違いはありますが1月であることが多いです。
今の時期は野外にいると、意識せずとも体が震えることがあります。
これはもちろん、体温が低下しているサインです!
体調が悪くならないうちに、暖かい室内に戻るようにしましょう!
関塾でも授業や自習に来る生徒が集中して勉強できるよう、快適な環境を整えています。
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ちなみに寒いときに体がぶるぶる震える現象は、どんな名前がついているのかみなさんは知っていますか?
発熱がある時の「悪寒」や大事なイベントを前にすると起こる「武者震い」などと比べて、身近なためか意識することはあまりないのではないでしょうか。
これは「シバリング」という名前のついている現象です!
体温が低下すると、脳の「視床下部」から全身に指令が行きわたるのです。
これにより、体の様々な筋肉がランダムに伸びたり縮んだりを細かく繰り返すようになります。。
寒さなどによる差はあるものの、その回数はなんと1分あたり200回を軽く超えることもあるそうです!
シバリングは人間の場合、じっとしている時に比べて約6倍の熱エネルギーを発生させることができます。
筋肉の動きや胃腸のはたらきも、体温が下がると様々な悪影響が出てきてしまいます。
この現象は生命を守るために欠かせない機能なのですね!
そして、シバリングを管理する脳の「視床下部」は人間が生きていく上でとても重要な仕事をしています。
「眠りたい」「お腹がすいた」「トイレに行きたい」といったみなさんが日常的に思う感覚たちは、視床下部が体の機能をチェックしながら、必要に応じて発している一種の信号なのです!
ですが視床下部が何度を基準にシバリングを起こすのか、具体的にどんな内容の指令を筋肉に伝えているのかは明らかになっていません。
先に挙げた悪寒はシバリングの一種ですが、武者震いや怖い時に起こる震えなどは研究が進んでいないものもあります。
人体はまだまだ不思議なことだらけです。
それを解き明かすのは、未来のみなさんかも知れませんね!
寒い日が続いていますね。
この時期は曇り空を見ると、そろそろ雪が降り始めるのではないかと思うことがあります。
みなさんの中でも、毎年雪の積もる日を楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。
ただし一口に「雪」と言っても、時期や降り方などにより様々な呼び名があることをみなさんは知っていますか?
今回はその名前を一緒に見てみましょう!
時期によって変わる雪の名前!
・1年で最初に降る雪は「初雪」
・冬になり山々に雪が積もると「初冠雪」
・例年より早く降る雪は「早雪」
・冬の終わりに降る雪は「終雪」
・もうすぐ春という頃に名残を惜しむように降る雪は「名残雪」
・春になっても残る雪は「残雪」
・残雪より更に長く残った雪は「根雪」
・1年中溶けずにいる雪は「万年雪」
たくさんの呼び名に驚いた方も多いのではないでしょうか。
それだけ昔の人々は、自然や季節の移り変わりに敏感だったのでしょう!
関塾も時期によって、みなさんの希望に合った授業を心がけています。
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時期によるものの他にも、色々な雪の呼び名はあります!
次は、こちらの一覧を見てください。
降り方や積もり方によって変わる雪の名前!
・細やかにしんしんと降る雪のことを「細雪」
・粉のように細やかな雪のことを「米雪」
・うっすらと積もってすぐ溶けてしまう雪は「泡雪」
・ひとひらが大きな固まりのような雪を「牡丹雪」
・やや溶けている状態になると「餅雪」
・餅雪よりさらに溶けて水っぽくなると「べた雪」
・べた雪と雨の中間は「水雪」
・風にのって流されてきた雪は「風花」
「細雪(ささめゆき)」や「米雪(こごめゆき)」など、読み方も素敵なものばかりです!
みなさんは「歳時記」を知っていますか?
江戸時代に完成された書物で、俳句で用いられる季語がなんと5000語以上も収録されています!
その中の冬の項目には、今回紹介したものも含めてたくさんの雪の名が存在します。
雪が降ったら、ぜひ一句詠んでみたいですね!
年末年始のため以下の期間は休校になります!
★12月29日(火)~1月3日(日)
※なお、教室によって休校日が異なる場合があります!
詳しいことについては教室へお問い合わせください。
2021年もよろしくお願いします!
ちなみに、1月1日は「元日」
良く似た言葉に「元旦」というものがありますが
皆さんは区別して使っていますか?
「旦」とは昇っていく太陽を表現している漢字です。
ですから、元旦も初日の出のことを表しているのです。
今回はお正月の暦について詳しく見てみましょう!
1月の1日~3日のことを「三が日」と言いますね。
お正月休みとは大抵このことを指しています。
皆さんも12月が忙しかった分、ぜひ体を休めて欲しいのですが
学校の提出物や、関塾の宿題を忘れないように気を付けましょう!
もちろん関塾も1月4日(月)から開校し、授業を始めます!
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「鏡開き」は毎年1月11日ですね!
お供えしていた鏡餅をおしるこやお雑煮にして食べる日のことです。
また、餅を食べて歯が丈夫になることから「歯固め」と呼ぶこともあるようです。
2021年も皆さんが元気に関塾に来てくれるのを、楽しみにしています!!
もうすぐクリスマスです!
みなさんは、毎年どのように過ごしていますか?
パーティーをするかしないかはご家庭によりますが
この時期はよく「クリスマスケーキ」が目に留まりますね!
スーパーやコンビニ、もちろんケーキ屋さんの前を通ると
色とりどりのケーキが並んでいていますよね。
それでもこの時期ならではのケーキといえば
「ビュッシュ・ド・ノエル」が挙がることでしょう!
少し難しい名前のケーキですが、木の丸太のような形と言えば
毎年よく見かけるクリスマスケーキのことだと分かるでしょう!
このケーキは元々、フランス発祥でその名前もフランス語からきています。
「ビュッシュ」は丸太、「ノエル」はクリスマス、「クリスマスの薪」という意味なのです!
身近な言葉も調べてみると新しい発見がありますね!
関塾の先生はみなさんの疑問に一つ一つ、丁寧に答えます!
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この薪の形は、ヨーロッパの古い風習が由来だと考えられています。
クリスマスは、イエス・キリストの生誕祭だということはみなさんもご存じだと思います。
しかし、古くは冬至を祝うための祭が起源だったそうです。
新年をお祝いする日本のお正月と同じような行事だったんですね。
クリスマスからの12日間は焚き火を燃やし続ける風習があり、
その燃えた残りの薪は1年間の魔よけと幸運のお守りとなります。
このお守りを模して作られたのが、「ビュッシュ・ド・ノエル」というケーキだったのですね!
「ビッシュ・ド・ノエル」はロールケーキを買えば
後はデコレーションだけで簡単に作ることができます。
来年のみなさんが幸運であるように、今年のクリスマスには
このケーキをご家庭で作ってみるのは、いかがでしょうか!
2020年も残り一ヶ月を切りました!
今年は色々なことがありましたね。
数ヵ月遅く始まった今年の学校生活ですが、日々学習の進度を確認してみると
段々と例年扱われている単元に追いつきつつあります。
それだけ授業のスピードが速く進んでいたということです。
今年も一年の振り返りをする時期になりました。
受験生の方はもちろん、それ以外の学年であっても
2021年になる前に、学んできた単元を一つ一つチェックしましょう。
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さて、10月に旧暦(神無月)の話をしましたが、今回は12月についてお話しします!
12月は旧暦で何と呼ぶのでしょうか?
答えは『師走』です。
年末の忙しい時期ですから、この呼び名はとてもふさわしい感じがしますね!
ただ、この「師」が何を指しているのかは諸説あるようです。
二つ紹介しましょう。
まず一つ目は「お坊さん説」です!
師走は「師(お坊さん)が走る」とされています。
昔は正月もお盆と同じように祖先の霊をとむらうため、
12月はお坊さんがあちこちの家々を忙しく走りまわって、お経をあげていたのです。
師走の「走」の字を「わす」と読むことが不思議に思えた方もいることでしょう。
これは「お坊さんがお経をあげるために東西を馳せる」ことから
「師馳す」が「師走」に変化したと考えられています。
二つ目は「御師説」です。
御師(「おし」あるいは「おんし」と読みます)は特定の寺や神社に所属して
参詣者の宿泊や参拝のお世話をする人のことを指します。
こちらも年末はとても忙しそうですね。
師走の由来には、他にも色々な説があります。
万葉集にも「十二月には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く 含めらずして」と
書かれているのですが、みなさんはお気づきでしょうか?
和歌の字数は五・七・五・七・七ですから「じゅうにがつ」ではありません。
万葉集のできた時代には既に「しわす」という呼び方があったと考えられているのです!
不思議ですね。みなさんもぜひ調べてみましょう!
今回は『電気と磁気』について紹介しましょう。
この二つには、共通点を見つけることができますね!
「電気はプラスからマイナスへ、磁気はN極からS極へ、一方向にしか進まない。」
「プラスとマイナス、N極とS極は互いに引き寄せあう性質がある。」
このように似た性質をもった電気と磁気ですが
さらに、お互いに発生させあう性質もあるのです!
中学2年生の理科の教科書では「右手の法則」と「電磁誘導」と紹介されています。
みなさんは知っていますか?
(※教科書によって「右ねじの法則」「フレミングの右手の法則」など名称が異なる場合があります。)
知らなかった、もしくは、まだ習ってないけど予習したい方はぜひご連絡ください!
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「右手の法則」はコイル状に巻いた導線に電流を流すと、一定の方向に磁界が発生する現象です。
この現象を利用した例としては、リニアモーターカーが有名ですね!
逆に「電磁誘導」は、コイル状に巻いた導線に磁石を出し入れすることで
電流を発生させる現象です。みなさんが普段使っている電気も元をたどれば
発電所にある大きなコイルに行きつくのです。
さて、この相反する現象をうまく利用したのが
電柱の上に付いているドラム状の装置「変圧器(トランス)」です!
通常、発電所から電線を伝って送られてくる電力は6600Vもの高電圧ですが
それを家庭用の100Vに落とすことが変圧器のもつ役割です。
その仕組みを簡単に説明しましょう。「右手の法則」により
6600Vの電流を変圧器のコイルに流すと磁界を発生します。
次に、その発生した磁界でもう一方のコイルに電流を発生させます。
こちらは「電磁誘導」であることに、みなさんも気づいたでしょう。
その時にコイルの巻き数を変えることによって、好きな電圧に変換することが出来るのです!
電柱の「変圧器(トランス)」は、このような仕組みになっていたのですね!
みなさんも、身近なものの仕組みについて調べてみましょう!
非常に目立たないのでぬいぐるみでもよく間違えられているそうです。
正解はこの記事の最後です。
パンダのおしりを思い浮かべながら、この記事を読んでくださいね。
かわいらしい外見で多くの人に愛されているパンダですが
あの白黒の模様には、どのような理由があるのでしょうか?
調べてみると、これには諸説あるようです。
全部は紹介できませんが、もし興味があればぜひ関塾の先生に聞いてみましょう。
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さて、ある説では白黒の模様は体温調節のためと説明されています。
パンダの体毛が黒い部分は、どんな箇所だったでしょうか。
今度はパンダの全身をイメージしてみましょう!
耳や手足の先、胸の辺りなどが黒いはずです。
これらはそれぞれ、血管の集中している場所なのです。
こういった部分を冷やしてしまうと、体全体が冷え切ってしまいます。
特にパンダの生息地である中国南部の山岳地帯は夏でも気温が上がりにくく
さらに冬眠をしない生き物のため、寒い中でも活動しなくてはなりません。
ですから体温の低下には注意が必要なのです!
太陽の光を逃がさず吸収するために、体毛が黒いのではないか
という説が有力です。
また目の周りが黒い理由として、雪の照り返しがまぶしいので
サングラスの役割をしているからとする説もあります。
体の模様にも、しっかりとした理由があるのですね!
突然ですがクイズです!
日本の「世界遺産」はいくつあるでしょう?
「富士山」や「姫路城」など、ひとつひとつ数えてみてくださいね。
それでは正解を発表します。
正解は「23件」です!合っていましたか?
ちなみにこの数字は2020年7月の時点で登録されている数です。
最新のデータは外務省のホームページから確認できますよ!
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さて、世界遺産とは何なのかについても調べてみましょう。
社会科の教科書でよく登場する重要な語句ですから
知らなかったことがあれば、この機会に覚えておくと良いでしょう。
1972年にユネスコ総会で採択された「世界遺産条約」に基づき
リストに登録された遺跡・自然・景観などのことを世界遺産といいます。
特に国や民族を越えて、誰にとっても価値をもつ物件が対象となります。
先ほど「富士山」を挙げたように、世界遺産は歴史的な建物だけにとどまりません。
内容によって、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類に分けられているのです!
文化遺産には建築物や遺跡など、人間の作ったものが分類されます。
大仏でおなじみの「東大寺」や、日本で最初に世界遺産に登録された
「法隆寺」が当てはまりますね。
自然遺産は自然の作る地形や、特徴的な動植物の生息地域が分類されます。
景観が美しかったり、保護する必要のある環境が自然遺産に選ばれます。
日本では「屋久島」や「知床半島」が有名ですね。
複合遺産はその両方を満たすような遺産で、日本にはありません。
「複合遺産」と調べてみると、海外の様々な文化財を目にすることができるでしょう。
ちなみに、日本国内の世界遺産は外務省のホームページから
全ての世界遺産はユネスコのホームページから調べることができます。
特に後者は文字で検索したり、世界地図からそれぞれの文化財を見つけたりできます。
日本語には対応していませんが、是非英語力の腕試しもかねて
世界の様々な遺跡や景観を眺めてみるのはいかがでしょうか?
救急車のサイレンが「近づいてくる時」「遠ざかっていく時」で
少し違った音に聞こえるという、あの謎に今回は迫ります!
まず「音」とはそもそも何なのでしょう。そこから説明したいと思います。
音波という言葉があるように、音自体は空気が震えてできる「波」です!
水面に小石を投げ入れるイメージをしてみてください。波紋ができますね!
音が発生する時には、まるで波紋のように見えない空気の波が広がるのです。
この波が耳に届くと、みなさんは「音が聞こえる」のです!
さて、では音の性質を踏まえてサイレンの音が変わる現象
「ドップラー効果」の説明を始めましょう!
なぜ「近づいてくる時」と「遠ざかっていく時」で
音が違ったように聞こえるのか。
それは「波の間隔」が異なっているからなのです!
先ほどと同じく水面を思い浮かべてくださいね。
今度は指を水面に入れて、一直線に動かしましょう!
その時にできる波をよくイメージしてください。どうですか?
指の進む先には波と波の間隔が短く
指の進んだ後は波と波の間隔が長くなっていませんか?
波の間隔が短いと、同じ時間でもたくさんの波が耳に届くことになりますね。
1秒間に耳に届く波の数を「振動数」といい、これが多いほど高い音になるのです。
「振動数」は中学1年生の理科で学びます。
難しい用語も関塾の授業ならすぐに理解できますよ!
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いかがでしたか?
救急車が「近づいてくる時」は振動数が多いため音が高く
逆に「遠ざかっていく時」は振動数が少ないため低い音に聞こえるのです!
みなさんも救急車やパトカーのサイレンが聞こえたら
「波」をイメージしながらその音を聞いてみてください。
「ドップラー効果」を通じてきっと今以上に音の性質を理解できることでしょう!